一関・平泉

生活再建 願い込め JC東北、一関から支援物資搬送 大船渡山林火災

南東北3県のJCから集まった支援物資をトラックに積み込む一関JCの会員ら

 日本青年会議所(JC)は、大規模な山林火災に見舞われている大船渡市の被災者を支えようと、東北地区協議会(加盟70団体)などを通じて東北6県から集めた物資による支援を発生直後から続けている。南東北3県分の集積場所となった一関市内では、7日も担当の一関JC(阿部真岐理事長)の会員らが車両に物資を積載し送り出した。大船渡JCの会員らを励ます姿も見られ、被災者の生活再建を願った。

 日本JCは火災発生後、東北地区岩手ブロック協議会(加盟12団体)内に災害対策本部を設置し、社会福祉協議会など大船渡の支援機関・団体と協力して物資の需要把握を進めた。2月26日から現地に搬入し、今回で3回目となった。

 7日は一関、大船渡両JCや同ブロック協からの11人が荷出しを担当。衛生用品や寝具、食器などをトラックとバンの計3台に積み込んだ。前回に比べ食品など即応的な物資の比率が減った一方、避難生活の長期化が見込まれることから日用品の需要が増しているという。

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