魅力発信へ雄星再登板 全農いわて「純情米」アンバサダーに就任
米大リーグ・エンゼルスの菊池雄星投手(花巻東高出)は、JA全農いわての「いわて純情米」アンバサダーに就任した。CM出演などを通じ、金色の風や銀河のしずく、白銀のひかり、県産ひとめぼれなどの魅力を発信する。
菊池投手はプロ野球西武時代の2012年から3年間、JAいわてグループのイメージキャラクターを務めた。同グループの活動への理解と郷土愛の深さから「再登板」が実現した。
全農いわての公式ユーチューブチャンネルでは「此処(ここ)から、強くなるために」をコンセプトにしたCM「岩手から編」2本を公開中。練習に打ち込む菊池投手が、成長や挑戦へのエネルギーとなるおにぎりのおいしさをかみしめている。いずれも自身がプロデュースする花巻市の複合型野球施設King of the Hill(K.O.H)で撮影した。
「岩手から編」は24日から県内民放4局で放送する。ユーチューブでは今後「アメリカ編」やK.O.H公式チャンネルとのコラボ企画も公開予定。
10日に盛岡市内で記者会見が行われ、菊池投手はメッセージビデオで「岩手の農家の皆さんを応援し、いわて純情米の魅力を伝える役割を担えることを大変うれしく思います。たくさんの方に食べていただけるよう、JAいわてグループの皆さんと一緒に盛り上げていきます。頑張りましょう」と意気込みを語った。