作家見詰める 命の在り方 直筆色紙など101点 文学館常設展「ペットと詩歌」【北上】
北上市本石町の日本現代詩歌文学館(高野ムツオ館長)は、2025年度常設展「ペットと詩歌」を開いている。全国の詩歌人がペットへの思いをつづった詩、短歌、俳句、川柳を展示し、人間と共に生きる命の在り方を見る人に問い掛けている。26年3月8日まで。
常設展は毎年テーマを変えて開催。新型コロナウイルスの影響で家に居る時間が増え、ペットを飼う人が増えたことをきっかけに、最も身近な動物であるペットと人間との関係をテーマに据えた。
会場には現存作家、物故作家の合わせて101点を展示した。このうち、現存作家53人は色紙や原稿用紙にしたためられた直筆作品と本人の写真、展示に当たって寄せたコメントのほか、犬や猫、メダカ、小鳥など、実際に作家が飼っているペットについての説明を添えている。
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時間は午前9時~午後5時。入場無料。