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小岩井農場内にホテル整備 JR東 国内外誘客狙い来春開業【岩手】

JRが2026年春の開業を目指し小岩井農場内に整備中の「アズマ ファーム コイワイ」の完成イメージ(JR東日本提供)

 JR東日本は、雫石町の小岩井農場敷地内に整備を進めている宿泊施設について、2026年春に開業すると公表した。JRが新たに立ち上げたホテルブランド「アズマ ファーム」の国内第1号施設。農場での自然体験や「空飛ぶクルマ」を使った周辺観光などを検討しており、国内外からの誘客を狙った一大プロジェクトが始動する。

 名称は「AZUMA FARM KOIWAI(アズマ ファーム コイワイ)」。場所は、同農場の観光名所となっている「一本桜」に近い約8ヘクタールの敷地。それぞれ独立したコテージの客室24室のほか、プライベートサウナを楽しむことができる建物3棟、レストラン・ラウンジ1棟を整備予定。建築面積は約4000平方メートルで、建材の一部には小岩井産のアカマツとスギを使用する。宿泊施設は24年3月から建設が進められている。

 農場の自然、文化の体験や新鮮な乳製品の提供をはじめ、周辺エリアとも連携し自然、食、産業、伝統などさまざまな地域の魅力を提供していく。ホテルは1室あたり1泊20万~30万円を想定している。

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