7年ぶり校歌に歓喜 花巻東 応援団 ナインを鼓舞 センバツ
春は7年ぶりとなる勝利の校歌が聖地に響き渡った。兵庫県西宮市の甲子園球場で18日に行われた第97回選抜高校野球大会1回戦で、花巻東が米子松蔭(鳥取)を10―2で下し、2回戦に駒を進めた。詰め掛けた応援団は、はつらつとプレーするナインを声援で勇気づけ、さらなる快進撃に期待を込めた。
一塁側アルプススタンドには野球部員や生徒有志、選手の保護者、同窓会ら約400人が集まった。
試合は立ち上がりから花巻東打線が爆発し、主導権を握った。球場に駆け付けた上田東一花巻市長は「前評判通りのバッティングで、みんな当たっている。実力を発揮し、期待に応えてほしい」と熱視線を送った。
2打席連続の適時二塁打を放った山﨑力選手(3年)の父貴光さん(46)は「ランナーを進めるバッティングは得意だと思う。さらに得点を挙げてほしい。気持ちが強いタイプなので大舞台を楽しんでいると思う。伸び伸びとやってもらいたい」とエールを送った。
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