プロでの活躍誓い 安德、長島両投手出席 富士大卒業式【花巻】
花巻市の富士大硬式野球部からプロ野球ソフトバンクにドラフト(新人選択会議)3位指名を受けて入団した安德駿投手(22)と、ロッテに育成3位で入団した長島幸佑投手(22)は19日、同大の卒業式に出席し、プロでの活躍を誓った。
球団施設でキャンプに取り組む中で出席。式後は約3カ月ぶりに会う野球部の仲間や安田慎太郎監督と歓談し、プロでの練習や、間近で見た球団の先輩選手たちのすごさについて語っていた。
安德投手は、大学4年間を振り返って「大きく評価を上げた3年生の全国大会は思い出深い。1年生の頃は、今のような未来は想像もできなかった。信じて練習してきてよかった」と話した。
同期で指名を受け、既にオープン戦などに出場している麦谷祐介外野手(オリックス1位)、佐藤柳之介投手(広島2位)らの活躍にも触れ「負けないよう結果を出し、全員で『あの代の富士大はすごかった』と言われるよう頑張りたい」と決意を示した。
長島投手は「ひたすら野球に打ち込んだ、密度のある大学生活だった」とし、「今は上のレベルの選手から日々刺激をもらっている。支配下登録と1軍入りを目指し、常に自分が一番になるという精神でやっていく」と意気込んだ。