奥州・金ケ崎

民間主導で推進 市 組織設立へ準備会発足 奥州湖エリアプロジェクト

 奥州市は21日、市未来羅針盤プロジェクトの一つ、奥州湖エリアプロジェクトに民間主導で取り組むための推進組織の設立準備会を発足させた。市内外の観光、宿泊、スポーツ、レジャーに関わる事業者など10者で構成。奥州湖(胆沢ダム)や胆沢川を活用したアクティビティー、観光情報を提供する統括的な窓口機関で、2025年度中の推進協議会(仮称)設立を目指す。

 準備会の名称は、奥州湖エリアプロジェクト推進組織設立準備会。同日、市役所本庁で開かれた初会合には、参画団体のうち7者と市担当者、市と包括連携協定を結ぶアウトドア総合大手のモンベルの関係者ら約20人が出席し、来年度の取り組みとスケジュールを確認した。

 準備会は、24年3月に策定した奥州湖周辺エリア整備構想に基づき、行政と観光関連事業者、アウトドアアクティビティー関連事業者が連携して取り組みの推進を図る。規約を原案通り決定し、会長に奥州商工会議所の小野寺博一事務局長、副会長には市観光物産協会の小岩敬一専務理事を選出した。

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