地域活性化へ意見交換 ビジネスSNSメンバー11人 一関で合宿、情報発信も
ビジネスSNS「リンクトイン」地域活性部のメンバーは22、23の両日、一関市で1泊2日の合宿を行った。全国各地から集まった11人が地域活性化、空き家対策などについて活発に意見交換。一関の魅力も情報発信した。
同部はSNSコミュニティーサイトの一つで、居住地や職業、年齢を問わず全国の300人弱が利用。オンラインで月1回全体勉強会を行うほか、情報をやりとりしている。合宿イベントは、同部に参加する建設資材卸売業・小野長(同市青葉2丁目)が主体となり、今回初めて企画した。
初日は宮城県多賀城市で空き家を視察後、JR東北線と大船渡線を乗り継ぎ一関市入り。宿泊先のカフェ&ゲストハウスkaziya(同市東山町)で、ナイトセッションを行った。
同施設オーナーの小原結さん(33)は、空き家だった民家を家族や友人でセルフリノベーションし、2019年にオープンした経緯を説明。同施設本館で1699年創業の老舗・かぢや旅館が藩政時代に鍛冶業に当たり、猊鼻(げいび)渓開業にも携わった歴史に触れ「時代に沿って少しずつ変化していった。いいものは採り入れ、進化しながらこの時代を乗り越えていければ」と力説し、参加者と和やかに歓談した。
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