一関・平泉

NEC跡地 管理運営 法人設立 来月業務スタート 一ノ関駅東口まちづくり会社

 一関市は24日、NECプラットフォームズ一関事業所跡地の管理運営を行う法人「一ノ関駅東口まちづくり株式会社」を設立したことを明らかにした。事務所は当面市役所本庁舎内に置き、代表取締役には石川隆明副市長が就任。28日の第1回取締役会で社内規定など基本事項を確認後、4月1日に事務所の開所式を行い、土地の貸付事業などの業務がスタートする。

 NEC跡地はJR一ノ関駅東口に隣接し、面積8万3612平方メートル。同法人は市が同社から購入した跡地で▽土地の貸付▽エリアマネジメント▽公共空間の維持管理―の各事業を担う。このうちエリアマネジメント事業では跡地の価値を高めるため企画運営などの総合プロデュースを進める。

 今月6日に法人登記手続きを行い、資本金300万円は発起人となっている各団体が出資。このうち市が全体の68%となる204万円、一関商工会議所、一関信用金庫、岩手銀行、北日本銀行、東北銀行もそれぞれ出資して代表が役員となり、今後JAいわて平泉も加わる予定。

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