北上・西和賀
来月９日に開幕 北上展勝地さくらまつり 熱気球係留搭乗も
北上展勝地さくらまつり（実行委主催）は、４月９日に北上市立花の市立公園展勝地一帯で開幕する。今回初めて熱気球の搭乗体験を取り入れるのをはじめ、観光馬車運行や夜桜のライトアップなどイベントが目白押し。２９日まで２１日間の期間中、さまざまな取り組みでみちのく三大桜名所の春を盛り上げる。
初日からいわてのうまいもの市とキッチンカーの出店、ＳＬの公開説明会などが行われる。このほか係留している熱気球の搭乗が体験できる「さくらスカイバルーン」を１１～１５日と１８～２０日に行うほか、２６日には黒沢尻歌舞伎保存会による「桜道中 桜絵巻」、１２～２７日には展勝地のイルミネーションが楽しめる。
期間中（２７日を除く）の土日・祝日は民俗芸能公演、１２、１３の両日は夜桜の下での鬼剣舞公演、２７日には北上鬼剣舞連合会による東日本大震災１４年追悼慰霊「復興祈念の舞」がそれぞれ披露される。桜並木が開花している期間中は夜桜をライトアップする。
渋滞対策として実行委は、来月の土日（２週）の午前８～午後５時、市中心部の珊瑚橋付近を交通規制するため一般車両の通行ができなくなる。規制日には北上総合運動公園、北上駅東口、専大北上福祉教育専門学校、相去地区交流センターの４カ所と展勝地を結ぶ無料シャトルバスを運行。バス運行は２０～３０分間隔で、バス乗り場付近には臨時駐車場を用意する。
会場駐車場は、例年通り普通車５００円、バス３０００円の協力金が必要。実行委は渋滞情報をＸ（旧ツイッター）で配信する。
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