当面の不便解消へ 仮設会議室が完成 中里市民セ 来月使用開始【一関】
一関市が中里市民センター建て替え事業に伴い同市山目町2丁目地内で整備を進めてきた仮設会議室が完成し25日、同センターを指定管理する団体に引き渡された。同センター建て替えを巡っては、市が修正設計実施に伴い一度工事を打ち切った事業者と改めて請負契約を締結しており、仮設会議室は同センターの完成期限となっている2027年3月まで活用される。
仮設会議室は、同センター南側に隣接する民有地を市が借り受け今年1月から建設。軽量鉄骨造り平屋建てで床面積52・18平方メートル。建物内は利用者の人数や用途に応じて間仕切りで2部屋に分けることができる。
同センターは、市内で最大震度5強を観測した22年3月の福島県沖地震で大きな被害を受けたため使用を中止して解体。現在は隣接する既存のすこやか交流館に事務室を置いているが、市民が利用できる部屋が交流室1室しかなく不便を来す状況が続いていた。
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