キャンプ、車中泊快適 弥栄にRVパーク トイレやシャワー場も【一関】
一関市弥栄字釜ノ沢地内に、キャンプと車中泊を楽しめる「RVパーク一関弥栄」(佐々木勝啓代表)が開設された。敷地内には利用者のニーズに合わせた3種類の区画を設置。中尊寺や厳美渓、猊鼻(げいび)渓など一関地方の各観光スポットへのアクセスも良好で、関東圏からの利用も目立つなど関心を集めている。
佐々木代表(同市弥栄)は宮城県栗原市出身。趣味の旅行をしていた時に家族や愛犬と一緒に手軽に自由に過ごせる一般社団法人日本RV協会認定の車中泊施設「RVパーク」の存在を知ったという。仙台市で暮らしていたが2024年から移住を検討する中でRVパークの運営を考え、幾つかの物件に足を運ぶ中で国道284号近くの土地(総面積約9275平方メートル)に決め、その後に整備などを経て一関地方唯一のRVパーク認定地として同年11月22日にオープンした。
敷地内には用途の異なる3種類のサイトを設置。広さはA、Bの両サイトが1区画当たり縦7メートル、横8メートルで、Cサイトは縦5メートル、横4メートル。特にA、Bの両サイトは駐車した車両の隣でキャンプを楽しむことができるように工夫されており、Aサイトには電源を設置。いずれのサイトも3区画ずつスペースを設けている。
利用者にとって過ごしやすく心地よい空間を目指し、手洗い場は温水が使えるほかトイレやシャワー場は男女別に分けるなどの配慮もしている。
佐々木代表は「利用者の用途に合わせたサイトを用意している。他のRVパークとは異なるこの場所ならではの魅力をつくっていきたい」と意欲を語る。
料金は1区画ごとにいずれも税込みでAサイト4000円、Bサイト3000円、Cサイト2000円で、その他ごみ袋やシャワーも有料で購入、利用が可能。
施設の詳細は予約専用サイトの「RV―Park.jp」で紹介。申し込みは電話=070(8555)2929=でも受け付けている。
