実践で学ぶ医療通訳 奥州市国際交流協研修会
奥州市国際交流協会主催の医療通訳研修会は29、30の両日、同市水沢字吉小路の水沢地域交流館(アスピア)で開かれた。市内外から16人が受講。英語と中国語、ベトナム語のうち、それぞれが得意とする言語を選択し、医療通訳の手法を実践的に学んだ。
同協会は、契約先の病院の要請に応じて医療通訳ボランティア登録者を派遣する「市医療通訳派遣システム」の運用を2015年4月に開始。同ボランティアを養成するとともに、登録者の資質向上を図って、研修会を年1回ほど開いている。
両日の研修会では、日本公共通訳支援協会の西村明夫代表理事らを講師に、医療通訳の概要、倫理、心得、対人援助、身体組織、医療共通用語、疾病などに関する講義を行ったほか、受講者が医師役と患者役を相手にして台本に基づく模擬通訳練習に励んだ。
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