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救急電話相談 24時間対応 ♯7119 あすから運用・岩手県

 県は、救急医療の新たな電話相談窓口として4月1日午前0時に県救急安心センター事業(♯7119)の運用を始める。急な体調不良やけがなどで救急車を呼ぶかどうか迷った時を想定したサービスで、24時間365日体制で看護師ら専門家が県民からの相談に対応する。

 県によると、救急車による搬送人数は年々増加。2022年には年間で5万人を超えたが、42・1%が緊急度が低い「軽症」だった。

 ♯7119は、県民に安心・安全を提供するとともに、適時・適切な救急要請や医療機関の受診を促進していく上で極めて有効な事業とされ、全国で導入が進んでいる。

 利用方法は、♯に続いて7119を押すと同センターにつながる仕組み。ダイヤル回線とIP電話は019(656)1774にかけると利用できる。同センターの運用開始に伴い、現在の「いわて発熱等相談センター」が廃止されるため、これまでの発熱相談を含め新型コロナウイルス感染症に関する相談にも対応する。

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