おうしゅうたろう大躍進 シティプロモアワード 金・育成賞に輝く
奥州市は、市公式マスコットキャラクター「おうしゅうたろう」を活用したPR活動などが、シティプロモーションアワード2024(同アワード実行委主催)の金賞・育成賞を受賞した。24年5月に誕生した同キャラを公式SNSなどで発信し、同市のPRに一役買っている。市民や事業者と同キャラを一緒に育てる取り組みが高く評価された。
おうしゅうたろうは、「奥州市に住み着いた宇宙人」をコンセプトに、水沢出身で奥州大使の漫画家吉田戦車さんがデザインした。市はX(旧ツイッター)、インスタグラムなど公式SNSでの発信、市役所本庁と各総合支所、市立文化施設などに縫いぐるみを配布して、各課で業務内容に合わせたPRの方法を職員が考え、目立つ場所に配置するなど、来庁者に同キャラへの興味を持ってもらえるよう工夫している。同キャラの推し活ならぬ「たろ活」という言葉が生まれた。
24年度途中から公式SNSの投稿には、おうしゅうたろう自身が投稿しているような内容に変更し、フォロワー数を増やす効果も表れている。
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momottoメモ
同アワードは21年度に始まり、4回目の24年度は全国17団体が応募し、同市を含む9団体が金賞を受賞した。東北の自治体が金賞を受賞するのは初めて。コミュニケーション・キャラクター賞も受けた。