一関・平泉

春実感 桜開花 内陸部トップ 平泉町が宣言

花が咲き始めた平泉町役場のエドヒガン=7日午前10時30分

 平泉町は7日、本県内陸部のトップを切って桜の開花を宣言した。町役場南側にある基準木のエドヒガンが咲き始め、花が暖かな春の日差しの中で揺れている。

 基準木は樹齢約160年といい、同日午前9時に町観光商工課職員が5輪ほど咲いているのを確認した。開花宣言は2024年より3日遅い。3月の低温の影響とみられる。花は約8メートルの木の高い部分や中程など、日当たりの良い所に点々と咲いた。ほころんだつぼみも多く、枝全体が薄いピンクに色づいて見える。職員や来庁した町民らは花に気付き、写真を撮るなどして春の訪れを実感していた。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2025年5月6日付
一関・平泉
2025年5月6日付
一関・平泉
2025年5月6日付
一関・平泉
2025年5月6日付