奥州・金ケ崎

日高火防祭 楽しんで PRキャラバン来社【奥州】

日高火防祭をPRするキャラバンのメンバー

 奥州市水沢の日高火防祭(ひぶせまつり)のPRキャラバンは11日、岩手日日新聞社水沢支社を訪れ、「厄年連の創作演舞や絢爛(けんらん)豪華なはやし屋台の運行など水沢の春を彩る祭りにお越しください」と25、26の両日に行われる祭りをアピールした。

 祭りの主役となる2025年度奥州水沢42歳厄年連「子結会(しゆうかい)」の高橋健太郎会長(41)と五嶋由衣音楽部長(40)、同25歳厄年連「綺巳迅(あやしじん)」の及川一馬会長(23)と後藤真智広報室長(23)のほか、同祭実行委員会から市、奥州商工会議所の担当者が訪れた。

 子結会は祭典テーマが「結心~恩を胸に 足音高く」で、創作演舞の演目は「水沢ざっつぁか~子結会バージョン」。19年を最後に終了した水沢夏祭りで長年踊られた水沢ざっつぁかをアレンジしたもので、高橋会長は「水沢で親しまれた音楽と踊りなので、みんなと踊りを楽しみながら祭りを盛り上げたい」と語った。同級生100人が参加する。

 綺巳迅は「心巳驪舞(しんみれいまい)~この地こころ一つにし、華麗に舞い花となれ」を祭典テーマに、創作演舞のタイトルも「心巳驪舞」。及川会長は「地域への恩返しの意味を込めた踊りで、女性は華麗に、男性は活気に満ちた振りが特徴。多くの人に見てほしい」と意気込みを語った。こちらも100人が参加する。

 同祭は300年以上の歴史を誇る火防祈願祭。26日の本祭は、三味線や太鼓を奏でる子どもたちが乗ったはやし屋台が水沢の中心市街地を練り歩く。はやし屋台は7町組が参加する予定。両厄年連の演舞や稚児行列なども行われる。

 今年は前夜祭(子結会主催)を6年ぶりに復活させ、子結会と綺巳迅のほか、歴代の水沢厄年連を合わせ8団体が出演する。25日午後4時から水沢駅通りで行われる。

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