狩衣まとい稚児行列 はなほこども園春まつり【一関】
一関市花泉町花泉のはなほこども園(宇津野泉園長、園児75人)で12日、はなほ春まつりが開かれ、園児や保護者、地域住民が花まつりや歌のコンサート、クイズなどを楽しんだ。
花まつりは、仏教を開いた釈迦(しゃか)が生まれたとされる日(旧暦4月8日)にちなむ催しで、年長児14人が参加。稚児行列では緑や赤の狩衣(かりぎぬ)と男児は烏帽子(えぼし)、女児は宝冠を身に着け、桜の小枝を手に持ち園内を練り歩いた。
園庭で行われた法要では、園児が全員で仏道の三つの宝を著す仏法僧を元気いっぱいに唱和。同園理事長でもある宝泉寺の宇津野弘人住職らの読経の中、釈迦が生まれた際に右手で天を指し左手で地を指したとされる姿を模した像にひしゃくで甘茶を掛けた。
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