8月 平泉世界遺産祭 連携推進実行委 登録15年控え復活開催
平泉町と一関、奥州両市、県などで構成する世界遺産連携推進実行委員会(会長・青木幸保町長)の2025年度総会は14日、平泉町役場で開かれた。26年度に「平泉の文化遺産」の世界遺産登録15周年、中尊寺伽藍(がらん)落慶900年の節目を迎えることから、今年度は20年度まで主催した平泉世界遺産祭をプレイベントに位置付け5年ぶりに開催するほか、教育旅行受け入れに向けたコンテンツ試行や、インバウンド(訪日客)の一層の誘客促進に向けた事業などを関係機関・団体が連携して展開していくことを決めた。
実行委を構成する3市町と県南広域振興局、観光、商工団体から10人が出席。24年度の事業報告と決算を承認し、今年度の事業計画と収支予算を了承した。
今年度事業計画のうち国内主要市場誘客関連では、「平泉世界遺産祭2025」(仮称)を8月30、31の両日、同町の東北道スマートインターチェンジ(IC)駐車場で開催。アーティストライブや郷土芸能の上演のほか、飲食や物販、観光PRブースなどを設けることで、世界遺産平泉エリアの魅力を県内外の多くの人にアピールする。
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