奥州・金ケ崎

模擬踏切で事故防止理解 奥州・真城小 初の鉄道安全教室

踏切事故防止について楽しく学んだ鉄道安全教室

 奥州市立真城小学校(浅野純一校長、児童196人)で15日、初となる鉄道安全教室(真城地区防犯協会主催)が開かれた。2、4、6年生合わせて106人が、JR東日本盛岡支社一ノ関統括センター社員を進行役に、体育館内に設けられた模擬踏切を使って正しい渡り方や非常ボタンの使い方などを学び、登下校時の事故防止を誓った。

 国道4号とJR東北線に挟まれて近接する同校の特殊な立地や、地区内7カ所に踏切がある現状を踏まえ、春の全国交通安全運動(15日まで)の取り組みとして企画。

 同支社一ノ関地区と東日本鉄道OB会盛岡地方本部水沢支部、地元の交通安全機関・団体や消防団、振興会などが協力した。

 児童らは、警報器や遮断機の有無など踏切の種類をはじめ、警報器が鳴り始めたときの注意点、踏切内で危険なことが起きた場合の対処法について分かりやすく学ぶ映像教材を大型スクリーンで視聴。

 また、ご当地キャラの「前沢ギュー太」とJR東日本公式キャラクターの新幹線トレインジャー「はやぶさ翔」「こまちマコ」による寸劇やクイズなどで、踏切事故防止について楽しく理解を深めた。

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