29日、街なかで「捜査」 東北初リアルケイドロ・一関
一関市などは、29日に市内中心部で捜査シミュレーションゲーム「リアルケイドロin一関」を実施する。中学生以上、小学生以下の親子を対象に21日から参加者を追加募集する。
同ゲームは、同市出身の犯罪コメンテーターで元埼玉県警刑事の佐々木成三さんが企画・監修を務めるリアルケイドロ協会が企画。青少年らにSNSの危険な側面を認識してもらおうと、佐々木さんがいちのせき大使を務める縁もあり東北地方では初めて実現する。
市内外の企業58社が協賛。街なかのにぎわいづくりも兼ね、29日に大町商店街で開かれる一関春まつりの一イベントとして実施する。
参加者は刑事役となって音声SNSアプリを活用し、ドロボー役のマイクから漏れてくる生活音や現場写真などから逃走位置を推測し、追い詰めるリアルなゲーム。今月1日から始めた1次募集は県内をはじめ東北、首都圏など県外からも申し込みが相次ぎ、100人の定員に達した。希望者が多いことから、30人程度を2次募集する。
当日は午前9時15分から午後5時までで、1時間30分ずつ3セット行う。なのはなプラザに置かれる捜査本部で情報を集約し指令を出す役、刑事として市街地を駆け回る役に分かれる。セットごとに役や内容が変わる見込み。
参加費は中学生以上1人1500円、小学生以下は2人まで保護者同伴で1組2000円。追加募集は21日午前9時から受け付け、定員に達し次第締め切る。
