奥州・金ケ崎

高校生マイプロジェクトアワード 県内法人 全国優秀賞 SDGsの取り組みで 奥州市長に受賞報告

倉成市長(右)に全国高校マイプロジェクトアワードの成果などを報告する(右2人目から)小野寺理事長、小野寺悠那さん、及川さん

 県内の高校生でつくるNPO法人「YOUTH SDGs SIP」(小野寺悠良理事長)は、3月に東京都で開かれた全国高校生マイプロジェクトアワード2024全国サミットに出場し、全国優秀賞を受賞した。18日に奥州市役所を訪れ倉成淳市長に受賞報告し、フードロス削減などの取り組みを紹介した。

 市役所を訪問したのは、同アワードに出場した小野寺理事長(18)=一関二高卒、日本大1年=と弟の悠那さん(16)=水沢第一高2年=、及川大翔さん(16)=水沢高2年=ら4人。

 同アワード(NPO法人カタリバ主催、文部科学省後援)は、実現したいことなどのプロジェクトを実行した全国の高校生が集まり、発表と交流を行う大会。2024年度は3250プロジェクト、8347人がエントリーした。

 YOUTH SDGs SIPは、今年2月にオンラインで開かれた地域サミットに参加。3月の本選には本県の大槌高2チームを含む全国48チーム(プロジェクト)が出場した。

 小野寺理事長らはNPO法人設立(24年7月)をはじめ、児童生徒の学習支援、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む事業者とフードロス削減に役立つ菓子の共同開発、講演会開催など昨年度の活動をプレゼンテーションし、高い評価を得た。

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