一関・平泉

あす正午開通 一関・国道342号 真湯―須川温泉間

須川高原温泉付近の積雪量を確認する関係者

 県南広域振興局一関土木センターなど関係機関・団体は23日、冬季通行止めとなっている一関市厳美町の国道342号真湯―須川高原温泉間(14・9キロ)の合同パトロールを行った。除雪後に特段の異常は見られず、25日正午に通行止めを解除することを決めた。

 同センターや市、一関署、同温泉、県交通、NPO法人須川の自然を考える会などの関係者13人が参加。同区間で雪崩の危険箇所やガードレールなどの安全施設を点検し、異常がないことを確認した。

 同温泉手前約400メートルの地点の積雪量は4・5メートルで、雪が少なかった前年に比べ高いものの、平年並み。今シーズンは、例年より早い3月21日に除雪作業を開始したが雪質が固く、作業は苦労を強いられたという。同温泉駐車場付近では23日も作業が続けられた。

momottoメモ

路面凍結の恐れもあり当面は真湯―同温泉間を午後5時から翌日午前9時まで夜間通行止めとする。真湯ゲートから同温泉へ向かう場合は午後4時で閉める。

同温泉は東側の積雪量が例年より多く、施設の破損箇所も目立つことから大型連休中の営業を見送り、5月10日から宿泊客と日帰り入浴客を受け入れる。

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