元気な声で夢願い 園児が舟下りと絵馬奉納 猊鼻渓登龍門祭り【一関】
一関市東山町の名勝・猊鼻(げいび)渓で24日、子どもの健やかな成長を願い、向上心を培ってもらう「登龍門祭り」が開かれた。町内の園児たちが新緑の渓谷で舟下りを体験したほか、猊鼻渓最奧部にある淵「潜龍潭(せんりゅうたん)」前で一人一人が将来の夢や希望を元気に叫び、願い事を書いた絵馬を奉納した。
12回を数える登龍門祭りには、町内の東山こども園と松川保育園の年長児14人が参加。こいのぼりや同祭りののぼり旗をはためかせた舟に乗り込み、舟上で園職員がこいのぼりにちなんで上演した紙芝居を楽しんだほか、みんなで声を合わせて「こいのぼり」を歌ったり、船頭が歌う「げいび追分」を聞いたりした。
潜龍潭前では、「ヒーローみたいにみんなを助ける仕事をしたい」「大きくなったらお医者さんになりたい」「絵がうまくなりたい」「英語の先生になりたい」などと園児たちが代わる代わる夢や希望を叫び、近くに願い事を書いた絵馬をつるした。
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momottoメモ
げいび観光センターは27、29日と5月3~6日の4日間、小学生の乗船客の先着10人に絵馬をプレゼントし、願い事を書いて奉納してもらうサービスを行う。