啄木詠んだ情景に触れて 道の駅もりおか渋民 あす開業
盛岡市渋民の国道4号沿いに整備された「道の駅もりおか渋民(愛称・たみっと)」は、26日オープンする。石川啄木記念館の隣接地に位置し、岩手山と姫神山の眺望が自慢の道の駅で、レストラン、産直・物販施設、テナント棟などを整備。21日には報道機関向けの内覧会が開かれ、関係者が施設やレストランで提供する料理をPRした。
道の駅もりおか渋民は同市北部に位置し、同市初、県内38カ所目の道の駅として今年1月に登録。総事業費22億8200万円を投じ、同市が地域振興施設やレストランなど、国土交通省が情報提供施設やトイレ、駐車場の一部の整備を進めてきた。
レストランでは盛岡サーモンや紅木豚、菜彩鶏など地域の食材を生かしたメニュー、産直では地元産の新鮮な農産物や特産品を取り扱う。テナント棟には短角牛の肉そばや盛岡産生乳を使ったジェラート、スムージーが味わえる飲食店、クルミの籠などの物販、学習塾など六つの店が軒を連ねる。
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momottoメモ
26日は開業式典を行い、正午から一般に開放。5月6日までの期間は各種イベントがある。