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人集う渋民の顔に 盛岡 待望 道の駅オープン

オープンと同時に大勢の来店者でにぎわう産直。盛岡を中心に県内の約100の生産者・団体が出品する

 盛岡市渋民の国道4号添いに26日、道の駅もりおか渋民(たみっと)がオープンした。道路休憩施設に加え、産直やレストラン、飲食・物販のテナント、フューチャーセンターなどを備えた県内38カ所目の道の駅で、関係者は観光振興や地域振興の拠点として多くの利用者から末永く愛される施設になることを願った。

 午前10時30分から行われた開業記念式典で、内舘茂市長は「市民のみならず県内外の人々に楽しまれ、愛される場所となるよう運営事業者と連携して盛り上げていく」とあいさつ。岩手河川国道事務所の長田仁所長は「渋民の顔として観光交流を促進し、地方創生の実現に大いに貢献する施設。まちぐるみで地域の価値を高める取り組みを展開してほしい」と期待した。

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たみっとは「つどう、つながる、つむぎあう。」をコンセプトに、新たな価値とにぎわいを創出するとともに、石川啄木記念館など他の施設と連携した観光振興、地域振興の拠点施設として整備。六つの建物を結ぶ通りからは西に岩手山、東に姫神山を望むことができ、建物には盛岡市産材を使用、地中熱を利用した空調設備を備えている。

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