花巻

春風受け花巻路力走 イーハトーブハーフマラソン 国内外3000人

日居城野陸上競技場を出発するハーフマラソンの出場者

 第13回イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会(実行委主催)は27日、花巻市松園町の日居城野陸上競技場を発着点とする日本陸上競技連盟公認コースで開かれた。日本全国や海外から前回を上回る約3000人のランナーが出場し、春の花巻路で健脚を競った。

 前回を519人上回る計2996人がエントリー。内訳はハーフに1673人(男子1360人、女子313人)、10キロに965人(男子670人、女子295人)、3キロに358人(男子184人、女子174人)。ゲストランナーに4大会連続で五輪に出場した女子マラソン元日本代表の福士加代子さん、ランニングユーチューバーの三津家貴也さん、招待選手に2024年台北マラソンの成績上位者2人を迎えた。

 開始式では実行委会長の上田東一市長が「花巻の美しい自然を楽しんでそれぞれベストを尽くしてほしい」とあいさつ。ゲストランナーの福士さんは「後ろは振り向かずに前を向いて走ってください」、三津家さんは「最後は笑顔でゴールしてほしい。全員で楽しんでいきましょう」と激励した。

 ハーフ、10キロ、3キロ女子、同男子の順にスタート。ハーフのスタート時の気温は14・5度、湿度32%で、選手は沿道で多くの人が声援を送る中、春風を受けながら新緑のコースを疾走。男女、年代別の36種目で順位を競った。

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