防火・防災へ懸ける「虹」 北上市消防演習
北上市消防演習は29日、同市立花の市立公園展勝地で行われた。関係機関・団体から約700人が参加して部隊訓練や分列行進、一斉放水訓練などを繰り広げ、防火・防災への気持ちを一つにした。
式典で、統監の八重樫浩文市長は大船渡市で発生した大規模山林火災に触れ、「非常時における消防団の重要性が浮き彫りになった。今後も平時から訓練を積み、地域の安全を守るという使命を果たしてほしい」と訓示した。
団員らはラッパ隊の先導で堂々と行進。部隊訓練でも機敏な動きを披露した。放水訓練では北上川河川敷に並び、ホースを空に向けて一斉に放水すると、鮮やかな虹色のカーテンができ、見物客から大きな歓声が上がった。
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