県内外

長年の功績に敬意 春の叙勲 県内受章者へ伝達【岩手】

達増知事(左)から勲記、勲章を伝達される受章者

 2025年春の叙勲の県内受章者に対する伝達式は7日、盛岡市内のホテルで行われた。達増拓也知事が出席した受章者一人ひとりに勲記、勲章を伝達し、長年の功績をたたえた。

 春の叙勲で県内からは、社会のさまざまな分野で顕著な功績を挙げた人に贈る旭日章を18人、公的な業務に長年従事した功労者に贈る瑞宝章を54人が受章。伝達式には総務省(地方自治)関係小綬章以下、厚生労働省関係小綬章以下、こども家庭庁関係の受章者16人とその家族が出席した。

 達増知事は「皆さんの受章は県民の喜びであり、郷土の誇りとするところだ。多年にわたり、それぞれの分野で尽力されたもので、功績に敬意を表するとともに感謝申し上げる」と受章者をたたえ、「今後とも卓越した識見と豊かな経験で、後進の指導と県勢発展のために一層の尽力を賜りたい」と述べた。

 受章者のうち一関市藤沢町の元市議で、旧藤沢町議を含め議員を22年9カ月務め、旭日双光章を受章した橋本周一さん(78)は「さまざまなことがあったが、有意義な22年9カ月だった。皆さんに支えていただきながら、ここまで頑張ることができた。改めて受章の重みを感じている」と話し、同席した妻千里さん(62)の支えにも感謝していた。

地域の記事をもっと読む

県内外
2025年5月8日付
県内外
2025年5月8日付
県内外
2025年5月8日付
県内外
2025年5月8日付