甘茶掛け釈迦誕生祝う おだきこども園で花まつり【奥州】
奥州市江刺の認定こども園おだきこども園(加藤晋園長、園児104人)は8日、釈迦(しゃか)の誕生を祝う「花まつり」を隣接する西念寺で催した。そろいの冠やケープを身に着けた年中・年長児45人が、同まつりの由来について学び、花御堂内の釈迦像に甘茶を掛けるなどした。
年度初めを避けて1カ月遅れで開催。冒頭、加藤園長が昔話を語り聞かせるように花まつりの由来を伝え、ロシアによるウクライナ侵攻についても分かりやすく触れながら、思いやりや感謝を忘れずに暮らすことと、命の大切さを園児と一緒に改めて確認した。
園児は「良い子になりましょう」「1日に一つ良いことをしましょう」「友達と仲良くしましょう」などと五つの約束を唱和。その後、本堂前に設けられた花御堂を囲んで愛らしいお遊戯を披露したり、一人ずつ釈迦像に甘茶を掛けたりした。