奥州・金ケ崎

手術着で手洗浄 中高生が看護体験 総合水沢病院【奥州】

看護体験で手術室に入る前にガウンを着る生徒

 奥州市水沢大手町の総合水沢病院(遊佐透院長)で9日、看護体験が行われ、参加した同市の中学生、高校生が看護師の仕事の現場に触れた。16日も行われる。

 同病院では看護の日(12日)の前後に看護体験を行っている。今年は県立水沢高校や水沢商業高、市立東水沢中など6校の生徒16人を受け入れた。

 初日は10人が参加。手術室の体験をはじめ看護の仕事やチーム医療に関する講義、患者の協力を得て触れ合う機会などが設けられた。

 このうち手術室の体験では、手術着に着替え、はさみの形状をしたペアン(鉗子(かんし))などの手術器具を見学したほか、手の洗浄などを行った。看護師から「洗浄は肘から指先まで行う。洗ったら腕は下げてはいけない」などと指導を受け、時間をかけて洗浄していた。手術室に入るためのガウンの着方も学んだ。

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