笑顔と感動 全力で 東陵中 最後の運動会【北上】
学校統合に伴い2025年度末に閉校する北上市立花の市立東陵中学校(中村匡校長、生徒81人)で11日、最後の運動会が開かれた。「ワンチーム」をスローガンに生徒たちがダンスや綱引きなどの種目に全力で取り組み、思い出を胸に刻んだ。
1995年に開校した同校は、今年度末に市立北上中学校と統合することが決まっている。開会式では中村校長が「運動会が笑顔と感動であふれ、皆さんの大切な思い出になることを願っている」とあいさつした。
同日はあいにくの雨となったが、長縄跳び、タイヤ引き、選抜リレーなど9種目を実施。保護者や地域住民が見守る中、生徒たちは赤軍、青軍に分かれて熱戦を繰り広げた。
このうち同校伝統の集団演技「東陵エアロビ」では、会場に駆け付けた卒業生たちも飛び入り参加した。軽快な音楽に合わせて息の合った踊りを繰り広げ、会場から温かな拍手が送られた。
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