北上・西和賀

外国人の日本語学習支援 パートナー育成へ 北上市・初研修会

日本語教室の役割などを学ぶ受講生たち

 北上市が主催する市日本語教室パートナー養成研修会は17日、同市本石町の黒沢尻西地区交流センターで始まった。外国人の日本語学習支援、生活サポートをできる人材を育成し、誰もが暮らしやすい社会構築につなげる。

 日本語教室パートナーに必要な基礎知識、会話活動の手法を学んでもらおうと初めて実施。9月27日まで全4回の日程で、初回は市内の22人が受講し、岩手地域日本語教育コーディネーターの藤波大吾さん(42)=奥州市=が講師を務めた。

 藤波さんは地域の日本語教室と日本語学校の違いとして、「日本語学校に通うのは主に留学生なのに対して、日本語教室には技能実習生や子ども、配偶者などさまざまな立場の人たちが参加する」と説明。日本語教室の役割は「会話を通して交流し、外国人が不便なく安心して生活できるようにサポートすること」とした。

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