残雪踏み頂へ 栗駒山山開き【一関】
岩手、宮城、秋田3県にまたがる栗駒山(1626メートル)に夏山シーズンの到来を告げる山開きは18日、行われた。岩手側登山口にある一関市厳美町の須川ビジターセンターでは3県の関係者ら約30人が参加して安全祈願祭を開催。山開き山頂登山には15人が臨み、山頂では眼下に広がる360度の眺望を楽しんだ。
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祈願祭は2023年から市観光協会が主催。シーズン中の無事故を祈願する神事に続き、小野寺規夫副会長が「栗駒山には昨年、約20万人が岩手側から訪れており、コロナ禍以降着実に増えてきている。協会としても市内の最重要観光地の一つと捉えており、一層の誘客に向けて精進していく」と佐々木賢治会長のあいさつを代読した。
来賓を代表して佐藤善仁一関市長が祝辞を述べ、代表11人がテープカット。引き続き山頂登山と須川高原温泉周辺を約1時間巡るトレッキングが行われた。
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