機能・装飾 自信作 一関高専生と佐原 共同開発 便利グッズ2種 ガラスパークで販売
一関工業高等専門学校(小林淳哉校長、学生826人)の学生と、ガラス加工品の開発・製造・販売を手掛ける佐原(本社一関市赤荻、佐原芳樹代表取締役社長)が協力して開発した商品は、同社運営のサハラガラスパーク(同市厳美町)で発売された。商品は「ワイヤークリップ」(税込み1000円)と「フィックスバンド」(同800円)で、いずれも数量限定。生活を快適にする機能性と、美しいガラスの装飾性を併せ持っている便利グッズで、関係者は「良い商品ができた」とPRしている。
商品は、起業家精神「アントレプレナーシップ」を育むために一関高専が主催、市が共催、同校の学生によるベンチャー企業「Next IWATE」が事業を受託して2024年4月から12月まで実施した講座「ふるさとヒーローズ2024」の中で開発された。

ワイヤークリップはキーリングに小物を付け、クリップでかばんのポケットのふちに挟む。ガラスチャームを飾り、ワイヤが約40センチ伸びるようにして使いやすくした点が特徴だ。フィックスバンドは余ったリュックひもを折り畳んで留める。ゴム製のため幅の広いひもにも対応。ボタン部分にはデザインガラスと合皮をあしらっている。
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