花巻
花紡いだ交流６０年 旧大迫町とベルンドルフ市 山岳博物館資料でたどる 市総合文化財センター企画展【花巻】
旧大迫町とオーストリア・ベルンドルフ市の友好都市６０周年を記念した企画展「山岳博物館とベルンドルフ～花が紡いだ６０年のあゆみ～」は、花巻市大迫町の市総合文化財センターで開かれている。交流が始まったきっかけやこれまでの歩みをさまざまな資料を通じて紹介している。７月６日まで。
両市町の交流は、１９６２年夏に当時の村田柴太町長が、早池峰を代表する花・ハヤチネウスユキソウとアルプスの名花・エーデルワイスが植物学的に姉妹と知ったことを機に、６５年にベルンドルフ市と友好都市提携を締結して始まった。
企画展は▽大迫とベルンドルフ▽山岳博物館▽友好都市６０年の歩み―の大きく３章で構成。交流のきっかけとなったハヤチネウスユキソウとエーデルワイスの写真パネルをはじめ、同町の友好都市締結可決書や積極的な交流に尽力したオーストリア人の肖像画など資料８０点を展示している。
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momottoメモ
開館時間は午前９時～午後５時（入館は同４時３０分まで）。入館料は大人２００円、小中高生１００円（市内小中高生は無料）。問い合わせは同センター＝０１９８（２９）４５６７＝へ。
