ワイン200種楽しんで 大迫 31日からフェス チケット廃止、運営一新【花巻】
日本ワインフェスティバル花巻大迫2025(実行委主催)は、31日、6月1日の2日間、花巻市大迫町大迫の大迫交流活性化センター周辺で開催される。県内外から過去最多となる48ワイナリーが参加。赤、白、ロゼ、スパークリングなど約200種の提供を予定している。運営方法をリニューアルし、全国最大級の規模で各地の日本ワインを楽しんでもらう。
時間は31日が正午~午後5時、来月1日が午前10時~午後4時。地元をはじめ、北海道、東北、関東、甲信越、九州の各地方から出展があり、このうち新規は14ワイナリー。2017年の開始以来、コロナ禍で中止した20、21年を除き出展数は増加傾向で、広域から参加のあるワインイベントとしては国内屈指の規模となっている。
7回目となる今回は入場整理券を廃止し、飲食をしない人も自由に入場できる。ワインの有料試飲についても、これまでのチケット制から各ブースで直接料金を支払う形式へと変更。試飲にはイベント専用ワイングラスが必要となり、会場内で500円(税込み)で販売する。ワインのボトル販売はしない。
チーズや肉料理、ピザなどワインに合うつまみを取りそろえたフードコーナーも開設。ワイナリーブース、飲食ブースとも一部はキャッシュレス決済に対応する。
会場ではクラシック演奏会やミニワイン講座「日本ワイン&岩手ワイン」、ブラインドテイスティングコンテストなどのイベントを企画している。
このほか、今回新たにJR石鳥谷駅と会場を9、10往復する無料シャトルバス(定員40人)を導入。有料専用バスは花巻方面(新花巻駅・花巻駅)、盛岡方面(盛岡駅)がある。
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momottoメモ
問い合わせは市役所大迫総合支所地域振興課産業係内の実行委事務局=0198(41)3122=へ。