一関・平泉

歴史景観眺め 遺産で手植え 金山棚田・オーナーら【一関】

金山棚田で田植えするオーナーら

 農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に選出されている一関市舞川の金山棚田で24日、田植えが行われた。田んぼのオーナーら約50人が、100年以上の歴史がある美しい景観の棚田で豊作を願いながら苗を手植えした。

 金山棚田は江戸時代後期に開墾され、山合いの斜面に機械作業が困難なほど小さな水田が約50枚並ぶ。市内若者ら有志による任意団体playfarm(櫻井陽代表)が2020年に作付けを引き継ぎ、21年から希望者に有料で貸し出すオーナー制度を取り入れた。

 今季は県内外の50組がオーナーになり、同団体関係者らと1枚10~20平方メートルの水田に手植えした。

momottoメモ

今後は同団体が草刈りや水などを管理し、秋にオーナーらが稲刈りする。

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