農地再生へ「力」 福耕農園始まる 今年度【花巻】
担い手の高齢化や後継者難で耕作されていない農地を再生させるプロジェクト「福耕農園」の2025年度の活動は27日、花巻市大迫町亀ケ森の畑で始まった。作物や景観植物の栽培、地元児童の農業体験を通じて、耕作再開などを目指していく。
市農業委員会を中心に22年度から行われている取り組み。県道石鳥谷大迫線沿いの農地でサツマイモなや大根など15品目を栽培し、直売所や地元の文化祭などで販売してきた。
同日は開始式が行われ、市職員や地元農家などが参加。市農委の伊藤富壽会長は「年々収穫量は増えてきており、周辺の農地で田植えが再開される動きなども出ている。今年もよろしくお願いしたい」とあいさつした。
その後、参加者は農地に移動し、ヒマワリの種まきとサツマイモの苗植えを行った。
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