災害時 円滑復旧へ 訓練で連携強化 東北電ネットワーク4支社【花巻】
東北電力ネットワーク岩手、青森、秋田、宮城の北部4支社合同の非常災害対策訓練は4、5の両日、花巻市石鳥谷町北寺林地内で行われた。各支社の社員ら約70人が電柱の設置や高圧線の張り替えなどを行い、災害時の円滑な復旧へ連携強化を図った。
大規模災害発生時の電力復旧の対応能力向上などが目的。2003年から岩手、青森、秋田3支社、21年から宮城支社が加わり各県持ち回りで毎年実施しており、本県では4年ぶり。
訓練は、3日に県内陸南部を震源とする地震が発生し、同町北寺林地内の市道で既設の電柱が倒壊したため、花北電力センター管内で花巻市を中心に停電が発生したとの想定で実施。新たな配電ルートを構築するため、4日に建柱作業、5日に高圧線を張る作業が行われた。
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