半導体の保守技術習得 人材育成へ研修始まる アイ・スパーク【北上】
北上市村崎野に整備されたいわて半導体関連人材育成施設「I―SPARK(アイ・スパーク)」で30日、研修プログラムが開講した。第1期は半導体関連企業の従業員8人が受講。座学や実技指導を通じて半導体設備の保守・メンテナンス作業の知識や技術を身に付ける。
開講したのは、同施設が提供する初めての研修プログラム「半導体設備メンテナンス初級コースA」。市内に事業所を置くNSテクノサービス、ジャパンセミコンダクター、東陵総業、スズキの4社から8人が、7月11日まで10日間の日程で半導体の部品や工具の使い方などについて学ぶ。
初日は開講式が行われ、同施設を運営するいわて産業振興センターの関照絵施設長はあいさつで「プログラムで多くのことを学び取っていただき、ぜひ今後の業務に生かしてください」と激励した。
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