「水沢ダウン」新拠点完成 高品質製品開発、製造へ 奥州・デサントアパレル工場
スポーツウエア製造大手のデサント(本社大阪市、小関秀一代表取締役社長)は1日、奥州市胆沢小山字北蛸の手地内に整備していたデサントアパレル水沢工場(杉浦剛工場長)の新工場が完成し、同日から稼働したと発表した。看板商品の高級ダウンジャケット「水沢ダウン」の生産拠点として高品質な製品の開発、製造を手掛ける。
新工場は、操業開始から55年が経過した旧工場の老朽化の解消、生産効率の向上などを目的に2024年5月、旧工場西隣の同社敷地内に着工。鉄骨造り平屋建て、床面積約5100平方メートルで、広さは旧工場の約1・5倍。県産木材を使用した建物で、農村風景が残る周辺との調和を図った。建物と縫製設備などに約30億円を投資した。
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