夏空の下 みやびに 中尊寺ハス開花 平泉
平泉町平泉字坂下地内で今年も古代ハス「中尊寺ハス」が咲いた。平安時代からよみがえった花が平泉らしい夏の風景を見せている。
中尊寺ハスは、同寺の金色堂内遺体学術調査で、平安時代に当地を治めた奥州藤原氏の四代泰衡の首おけから発見された種子が開花。町内のほか、平泉に縁のある土地などに株分けされてきた。
開花したのはこのうち、同寺第2駐車場近くに住み、総代長も務めた千葉明さん(86)が、同寺の地蔵院の水田で管理しているハス。約3・8アールに200株ほどを植え継いでおり、6月末ごろに咲き始めた。
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