花巻
「昆虫の王」と遊ぼう ふれあい童夢・東和 今季営業開始【花巻】
カブトムシに直接触って観察できる花巻市東和町町井の「カブト虫ふれあい童夢（ドーム）」は６日、今季営業を開始した。初日から親子連れでにぎわい、子どもたちが目を輝かせながら「昆虫の王」と戯れた。
地元有志でつくる町井サイカチとカブト虫の里管理組合（薄衣忠孝組合長）が地域おこしなどを目的に期間限定で営業し、今年で事業開始から３１周年。これまでに延べ１３万人が訪れ、東和の夏の風物詩として親しまれている。
同日は開園前から約２００人が集まり、オープンセレモニーでは薄衣組合長が「自然との触れ合いの場が少なくなっていく中、こうした施設を活用していただきたい。これからますます暑くなるので、水分補給して遊んでもらいたい」とあいさつし、市内５保育園にカブトムシを贈呈した。
子どもたちは、ネットで覆われさまざまな樹木が植えられた施設内に入り、木登りをしたり、飛び回ったりと、自然に近い環境で放し飼いされた数百匹のカブトムシを観察した。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。
momottoメモ
会場ではカブトムシや飼育用品、木のおもちゃなどが販売されているほか、キッチンカーや地場産野菜の販売コーナーなどもある。今季の営業は８月３日までの土日・祝日。開園時間は午前９時から午後５時まで。入場料は中学生以上が３００円、小学生１００円。
