県内外ビール味わい 西和賀で初のフェス
西和賀ビアフェス2025(実行委主催)は6日、西和賀町のJRほっとゆだ駅前の特設会場で初めて開かれた。本県や秋田県のクラフトビールや海産物などが販売され、町内外の愛好者が飲み比べを楽しんだ。
EN―DO企画(北上市)などでつくる実行委が、交流人口拡大や町のにぎわい創出などを目的に企画。会場には9ブースが設けられ、同町のユキノチカラ白ビール、遠野市のIBUKIペールエール、沖縄県のオリオンビールなどのほか、北上市のワイン、秋田県横手市のリンゴサイダーなどが販売された。
同日は時折雨の降る天候となったが、県内外から300人以上が来場した。来場者は各ブースを巡りながらビールを味わい、友人や家族と会話に花を咲かせていた。
北上市から訪れた男性(38)は「どのビールもおいしくて、来て良かった。また来年も開催してほしい」と話していた。
同イベントは移動手段としてJR北上線を利用してもらう狙いもあり、実行委員長でEN―DO企画の遠藤哲也代表は「来場者だけでなく、出店者同士でも情報交換をしてもらいたい。内容をさらに検討しながら、今後も継続して開催したい」と話していた。