「いい練習できそう」 強化指定選手ら表敬 カヌー連盟 奥州で合宿
奥州市胆沢の奥州いさわカヌー競技場で「スラローム国内強化合宿」を行っている日本カヌー連盟強化指定選手らは7日、市役所に倉成淳市長を表敬訪問した。同競技場は2022年に日本オリンピック委員会(JOC)認定の競技別強化センターに認定され、市が設備の充実などを図っていることから、選手らも「選考会へ向け、いい練習ができそうだ」と意気込みを述べた。
来庁したのはリオデジャネイロ、東京、パリ五輪に出場した矢澤亜季選手(システックス所属)とパリ五輪に出場した岡崎遥海選手(戸田建設所属)、同連盟専任コーチでナショナルヘッドコーチのジャン=イヴ・シュティンさん(50)。
矢澤選手は「8月に選考会を控え、しっかりと1カ月間、いい練習をして次へ備えたい」、岡崎選手は「波が以前と比べて大きくて驚いた。素晴らしいコースだ」などと、同競技場での強化合宿への抱負や期待を話した。
シュティンさんは「アジア選手権が来月行われる中国の会場も流れが速く、落差があり、ここ(奥州いさわカヌー競技場)と条件が似ている。選手にとって好ましい環境だ」などと話した。
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