奥州・金ケ崎

知事に学ぶ世界遺産 岩谷堂小で出前授業【奥州】

岩谷堂小での出前授業で6年生に世界遺産のクイズ出題や遺産の概要を説明する達増知事

 達増拓也知事による世界遺産出前授業は9日、奥州市江刺の市立岩谷堂小学校(吉田博昭校長、児童574人)で行われた。6年生111人が「平泉の文化遺産」など岩手が誇る三つの世界遺産の概要を学び、後世に守り伝えていく大切さに理解を深めた。

 達増知事は「中尊寺の金色堂は国内で何番目に国宝に指定された?」「釜石に鉄道ができたのは日本で何番目?」など世界遺産にまつわる3択クイズを出題し、児童が手を挙げて答えた。

 知事は平泉と橋野鉄鉱山(釜石市)、御所野遺跡(一戸町)の世界遺産を説明する中で、中尊寺金色堂が建立された理由について「奥州藤原氏の初代清衡が、子どもの頃に起きた戦で父親を亡くし、大人になっても戦で家族や多くの人が亡くなった。争いのない理想郷を実現するために建立した」と語った。

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