旬の野菜で彩り豊かに 大迫・森のくに 弁当作り【花巻】
体験工房森のくにの「季節の彩り お野菜弁当を学ぶ会」は12日、花巻市大迫町の同施設で開かれ、参加者が旬の野菜を使った弁当作りのポイントを学んだ。
市内外から8人が参加し、料理家の山崎彩子さん(紫波町)が県産野菜などを使って「大豆のピーマン肉詰め風」「とうもろこしごはん」「焼きズッキーニ」の調理などを実演した。
ゆでてつぶした大豆を使う「大豆のピーマン肉詰め風」は、炒めタマネギやナツメグ、こしょうを混ぜてピーマンの中に詰め、両面を揚げ焼きしてトマトみそで味付け。刻んだ野菜やクミンなどのスパイスを加えるアレンジも紹介した。
土鍋で炊いた「とうもろこしごはん」には梅酢を混ぜ、調湿作用がある木のわっぱ弁当箱を使うなど、傷みやすい夏場の対策の説明もあり、参加者はメモを取ったり、調理法について質問したりして彩り豊かな弁当の作り方を熱心に習得していた。
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