一関・平泉

必ず「もうけ」出す ジュニエコ始動・一関 児童がビジネス体験

模擬会社の社名やキャッチコピーなどを話し合う児童たち

 一関市内の小学5、6年生を対象とした2025年度の「ジュニアエコノミーカレッジinいちのせき」は13日、スタートした。児童たちはチームごとに模擬会社を立ち上げ、10月の販売実習に向け準備を進めていく。

 一連の企業活動の体験を通し、子どもたちにビジネスの仕組みを学んでもらおうと一関商工会議所青年部が主催し9回目。5校から児童14人が参加した。

 初回は同市田村町の市総合防災センターで入校式を行った後、同青年部ジュニアエコ委員会の菅原公正委員長が株式会社について説明。体験では児童の保護者が「株主」として出資する仕組みで、「株主は会社が黒字になれば配当金がもらえるが、赤字になれば戻らない。『もうかりそう』と思える会社をつくり、お父さん、お母さんを納得させるプランを作って」と呼び掛けた。

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今後は本番で販売する商品を決め、商品企画書や資金を含めたプランを作成。8月末に保護者向けの「会社説明会」を開き、仕入れや諸準備を経て、10月19日に同市大町で開催されるいちのせき商業まつり「福の市」で実演販売する。

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