「キオクシアアイーナ」に 愛称決定、10月から使用 いわて県民情報交流センター
盛岡市盛岡駅西通のいわて県民情報交流センター(アイーナ)のネーミングライツ(命名権)について、北上市の半導体大手子会社キオクシア岩手(柴山耕一郎代表取締役社長)が取得し、15日に愛称が発表された。愛称は「キオクシアアイーナ」。竣工(しゅんこう)からちょうど20周年の節目を迎える10月1日から使用し、県民に広く親しまれ、憩いの場、学びの場になることを願う。
同センターは、県立図書館、盛岡運転免許センター、パスポートセンターなどの公共施設と、ホールや会議室などの貸し出し施設が入居する複合施設。キオクシアグループの第二の製造拠点として北上工場を構え、フラッシュメモリを製造する同社が、地域との交流と連携をさらに深めようと、県のネーミングライツ事業に参画した。
同社は、不特定の県有施設を対象に期間や金額等を含め事業者から随時募集する「提案募集型」スポンサー企業に申請。契約期間は2030年3月までの4年6カ月間で、命名権料は年額1584万円(税込み)。
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